茨城県つくば市児童館の屋上防水塗装工事事例
リフォームの概要
| 物件種別 | 児童館 |
|---|---|
| 施工費 | |
| リフォームの目的 | 劣化 |
| リフォーム内容 | 屋上防水塗装工事 |
| リフォーム期間 | 15日間 |
| 間取り | 約470平米 |
| リフォーム面積 | |
| 築年数 | 3５年 |
| 施工場所 | 茨城県つくば市谷田部 |
施工前
施工後
担当者のコメント
今回は、つくば市谷田部で児童館として活用されている建物の屋上防水工事をご依頼いただきました。ご依頼主は、もともと病院として使われていた築年数のある建物を活用し、地域の子どもたちの居場所づくりに取り組んでいらっしゃるNPO法人様。とても意義のある活動をされており、私たちも「この空間を安心・安全に整えるお手伝いをしたい」という想いで工事に臨みました。
建物はコロナ禍に取得されたとのことで、しばらく手が入っていなかったこともあり、外壁や屋上は経年劣化によるひび割れや防水層の劣化が目立ち、特に屋上は雨漏りのリスクが高まっている状態でした。今回は、その中でもまず最優先として、屋上の防水対策から着手することとなりました。
採用したのは「ウレタン防水密着工法」です。この工法は、液状の防水材を現場で塗り重ねていくことで、既存の屋上形状にぴったりと密着し、継ぎ目のない一体化した防水層を形成できます。複雑な構造や立ち上がりの多い屋上にも柔軟に対応できるのが特長です。また、施工面が平滑で美しく仕上がるため、見た目の面でも喜んでいただけました。
工期は約2週間。幸いにも期間中は天候に恵まれ、大きなトラブルもなく、スムーズに完工することができました。施工中は、施設を利用されるお子様やスタッフの皆様にできるだけご不便をかけないよう、騒音・資材の搬入経路・安全管理などにも細心の注意を払いながら作業を進めました。
今回の工事によって、雨漏りの心配が解消され、より安全に安心して子どもたちが過ごせる空間づくりに貢献できたことを、私たちも大変うれしく思っています。
今後も、こうした地域に根ざした取り組みや、子どもたちの未来につながる活動を支える存在でありたいと考えています。この度はありがとうございました。
リフォームのこだわり
今回の屋上防水工事では、コスト面と環境面の両立を目指し、施工方法と材料の選定に特にこだわりました。
既存の屋上には、以前の工事で施工されたゴムシート防水の下地がしっかりと残っており、状態も比較的良好でした。そのため、今回はこの下地を撤去せずに活かすかたちで、専用のプライマー（接着剤）を用いて新たな防水材を重ねる工法を採用しました。
これにより、大量の産業廃棄物が出る既存防水層の撤去作業を回避でき、処分費用や作業時間を大幅に削減することが可能になりました。結果として、お客様のご負担を抑えながら、しっかりと防水性能を高める施工が実現できたと感じています。
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