宇都宮市の教会母子室のフローリング工事事例

リフォームの概要
物件種別 | 教会 |
---|---|
施工費 | 214,000円(税込235,400円) |
リフォームの目的 | シロアリによる劣化、クロスの汚れ |
リフォーム内容 | フローリング工事、壁紙貼り替え、防腐剤塗装 |
リフォーム期間 | 2日間 |
間取り | 6畳和室 |
リフォーム面積 | |
築年数 | 築約40年 |
施工場所 | 栃木県宇都宮市 |
施工前





施工後




担当者のコメント
今回は、宇都宮市にある教会の母子室リフォーム工事をご紹介します。
長年、畳敷きだった和室の母子室ですが、「畳がふかふかしてきており劣化が目立つ」とのご相談をいただきました。特に、教会には毎週、小さなお子さんを連れたご家族がいらっしゃるということで、衛生面の不安や清掃のしにくさを解消したいとのご要望があり、洋室化をご提案しました。
工事に入ってまず驚いたのは、畳を剥がした際の床下の状態です。
長年の湿気や環境の影響からか、シロアリによって下地の木材がかなり食べられており、一部は床が抜け落ちる寸前という危険な状態でした。
そこで、劣化していた大引や束(構造材)をすべて交換し、木部全体に防蟻処理を徹底。目に見えない部分だからこそ、しっかりと手を入れました。
また、出入り口のスリッパ置き場が一段下がっていたため、その高さに合わせて床全体をかさ上げし、段差のないフラットな仕上がりに。ベビーカーや抱っこしたままの移動もスムーズです。
内装の仕上げにも気を配りました。壁紙はやわらかいベージュを基調にした、汚れが目立ちにくく、お手入れのしやすい素材を採用。子どもたちが触れても安心できる、清潔感のある空間になりました。
リフォームのこだわり
◆ 見えない床下にあった大きな課題:シロアリ被害
畳がふかふかするということで、床の傷みを懸念されていたご担当者様。
開口してみると、シロアリによって大引きや束といった構造材が著しく食害されており、床が一部抜けかけている危険な状態でした。
このような状態では、安全に使っていただくことはできません。
そこで、傷んだ下地はすべて撤去し、新たな木材にて大引・根太・束を組み直しました。また、今回のようにシロアリ被害が確認された場合は、目に見えない部分も含めた「木部全体への防蟻処理」が非常に重要です。薬剤は効果と安全性の両方を考慮し、お子様にも配慮した仕様を選んでいます。
◆ 床を「安全で使いやすい」空間へ
元の和室には、入口側に一段下がったスリッパ置き場がありました。
その段差が小さなお子様やベビーカー利用の保護者の方にとって負担になることが予想されましたので、床全体をかさ上げし、出入り口から室内までの段差をなくすことで、完全フラットなバリアフリー仕様にしました。
仕上げ材には、清掃性と耐久性に優れたフローリング材を選定。表面が硬く、傷や汚れに強いタイプで、日々のお手入れも簡単です。飲み物をこぼしてもすぐに拭けるため、特に小さなお子さんがいる空間には最適です。
◆ 壁紙にも「やさしさ」と「実用性」を
内装の仕上げにも細かな配慮を重ねました。
お子さんが手をついたり、何かを投げたりしても、壁紙に汚れやキズが付きやすいのが現実です。そこで、防汚性・耐久性のあるクロスの中から、やわらかなベージュ系の柄を採用しました。
ベージュの色味には汚れを目立たせにくく、空間を優しく見せる効果があります。冷たい印象を避け、居心地の良い雰囲気を演出できる点でも、お子様連れにぴったりの選択でした。
◆ 教会という「みんなの場所」だからこそ、静けさと配慮を
教会は、週末の礼拝や平日の活動など、多くの方が集う「心のよりどころ」です。
そのため、工事中は騒音や作業時間に細心の注意を払い、できる限り礼拝などのスケジュールと重ならないよう工程を調整しました。

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